2011年9月21日水曜日

退院。

予定通り、15時ころに退院。

午前、午後ともに、リハビリ先生の
強烈な押しと引きで、
ぐいぐいと曲げられる、伸ばされる。

でも、肘は悲鳴を上げることなく、
ついてくる。

骨折して2か月。
あまりにもリハビリするには、
時間が経ちすぎたが、
ここに至って、
本格的なリハビリに入る。
というか、入れる。

これまでは、神経の痛みで、
曲げられない、伸ばせないの
日々だった。

すでに、こわばってしまった
肘をこれから生き返らせる。。。


この3週間前での神経の手術での神経回復には、
もともと、数週間、長ければ、数か月、知人の身近の事例では、
数年かかると言われていた。

ところが、一晩で通じた。
これは、奇跡といえる事象。

手術の夜に、寝ずに、
麻酔の覚めるのを待たずに、
夢中で動かしまくった。

その執念が功を奏した。

まだ、伝達麻酔がやっと、覚めてきて、
指が数ミリ動き始めた、そのとき、
尺骨神経支配の手首の尺屈を、
夜中に必死で頑張った。脳から指令出すも、
うんともスンとも言わない。
それが動き始めた。
生まれてこの方、こんなに集中して努力した時間は無いといっても
過言ではない。
我が人生で一番努力したこと。

なので、今回の退院は、意味ある退院。

それと、同じ部屋の小さい兄ちゃんや、大きい兄ちゃんに
お礼を言う。

入院生活がこんなに楽しいものかとは
想像もつかない。

それが実現できた。

時には仲間が来てくれた。
こんなに支えられることはない。
頑張れた。

今は自転車が乗れない。
それだけの話。

これからは、自転車に乗るまでの、
過程。
怪我して、回復して、再び乗り始め、乗り慣らす。
その過程を楽しむ。

それだけの話。