2011年9月22日木曜日

ケガ治療のセンス

今回のケガの治療にあたって、
主治医の治療センスを考える。

1.右尺骨肘頭開放骨折
7/16に受傷し、翌日7/17に休日診療受診。
当日、3連休中日にも関わらず、感染防止の緊急洗浄手術実施。
主治医は受傷から24時間以内の手術にこだわり、
ぎりぎり24時間内に間に合わせた。
スピード感重視の機動力あるセンス。
接骨手術は、感染無いこと確認のうえ、7/27手術。

2.右外傷性肘部管症候群
(1)右尺骨肘頭開放骨折の施術7/27
後、8/10頃に右手小指、薬指小指側の感覚麻痺を覚え、
8/13に主治医に具体的に訴え、主治医の判断で速やかに、8/16に、
最初に原因として考えられる骨片を固定している、神経の近くに打った釘を、
骨片固定済確認のうえ、抜釘。
経過良好。8/20退院。

(2)8/29の外来で、麻痺が再発を主治医に訴え、
即、その日に、先生の外来診療終了後、電気パルス測定で、
精密に神経圧迫位置特定。
8/31入院、即、翌日の9/1に手術。
尺骨神経剥離術、神経移行術。
つまりは、圧迫された尺骨神経の開放と移動。
手術日夜中に奇跡的に神経が通る。

これまでの治療の経緯から、私の症状訴えるところから、主治医の判断、
手術までのプロセスが最速であること。
これが、経過良好に導く、主治医のセンスと考える。
主治医だけでなく、この病院の整形外科チームのセンスでもあると考える。

特に、肘部管症候群に関しては、世間で悩まれてる患者が
ごまんといる。ネットで検索すると、その感心度がわかる。

感心の的は、
どんな治療があるのか?
いつ治療すればいいのか?
神経移行術を受けても、神経回復が遅い?とか。
いつになっても回復しない、とか。

実際、今回、体験して感じたことは、
小指、薬指の小指側半分の感覚麻痺、手の尺骨神経支配の筋力低下の症状が出れば、
重篤になるまで待たずに、即手術。
悩んでいる時間は無い。
即、処置してくれる医者が貴重。

今回は、たまたま、即、処置してくれる、機動力のある病院、主治医に恵まれた。
それだけの話。

日に日に、右手の機能が回復していっている。
回復の経過がわかるのでむしろ楽しい。