2012年2月1日水曜日

スピニング(竹谷さんペダリング講習会復習その2)

帰ってスピニング。


今日もクリートは使わずに、
スニーカーで回す。

105-110RPM  39-17 15MIN.

寒いからか、余計な力が抜けてるのか、
汗をあまりかかない。

竹谷さんの復習をする。

先ずは、戻し足(引き足にあらず)に際して、
ペダルから足を浮かし、回す。

つまり、速く下止点から上止点までもどすことに
努める。引くのではなく、戻す。

左足を逆廻り時計3:00-6:00の間、
右足を浮かしもどす。

これを軽いギア比だと難しいので、
思い切ってアウタートップ53-12
でする。

すると、両足をペダルに吸いつかせたまま回す時よりよりも、
踏み足がはるかに軽くなる。

これは、何を意味する?

簡単な話。
ペダルに吸いつかせた戻し足側が
踏み足の邪魔をしているってこと。

つまり、クランクはシーソーなので、
踏み足がいくら踏んでも、
反対側の戻し足が負荷をかけたままだと、
踏み足の邪魔をするだけ。
あたりまえ。

シーソー力学の明らかな事象。

竹谷さんが話されていたことは
こういうことだったんだ。

体感できた。

竹谷さんによると、
ただでさえ重たい脚を
勢い引き上げようとすると、
それだけで時間がかかってしまう。

しかも、引こうと意識すると、
かえって遅くなるそうだ。

また、重い足を重力に反して
引き上げる方向に力を使おうとすること
自体が間違っている。とのこと。


例えば、
手を握りこぶしにしてぎゅっとした状態で、
ジャブするよりも、
手をにぎらないで、ぶらっとさせて
ジャブするほうが速くジャブできる。
この感覚と同じだそうな。

だから、足に力入れて引くのではなく、
足の力を抜いて戻すだけにすると、
速く戻せる。

引き足ではなく
速やかに戻し足。

そうすると、戻し足側は、
踏み足側のじゃますることなく、
踏み足が確実に踏める。

竹谷さんによると、
踏むのも、足の重さだけで
踏めるので、余計な力はいらない。
力を発揮させるのは、
上止点の手前から3:00まで
ペダルをいかに早く動かすことにひつよう。
そして、3:00まですみやかにもっていけば、
3:00-6:00は足の重みで十分踏見下ろせる。)

このことが今日のスピニングで
体感できた。

応用に、片足ペダリングする。
スニーカーなので、難しいが、
先ず右足をペダルに吸いつかせ、
左足は右足が活躍する3:00-6:00
にてわざとすばやく浮かして上止点に
戻す。そしてまたペダルに吸いつかせる。
これを繰り返す。

そして、逆でも同じことする。

アウタートップでも軽く踏める!
いかに普段、誤解してたかを実感する。
引き足を重力に反して無理に引き上げるという
無駄な体力
を使っていたということと
踏み足の邪魔をしていたという
ことの二重苦を自ら強いていたってこと。

単に疲れることを目的に走っていたということ。
疲れると、走った気になっていただけのこと。
目からうろこが落ちた。

竹谷さんによると、
ビンディング、クリートは
引き足が使える、
というふれ込みが誤解を招いていると。
(大きなギアで踏み出す
ゼロ発進のような最初の走り出しなどの
低回転時には引かないといけない。
これは引き足も重要。誤解なきよう。)

ビンディング、クリートは、
単に、ペダルとシューズが
クランク回転運動時に変に左右にずれないように
するためのもの。
引くために固定しているのではない。

目からうろこが落ちた。