2011年6月8日水曜日

カンパーニュ生地のすごいやつ

今朝も日曜に調達した
特別なパンを。

冷凍していたので、レンジで温める。
普通ならこの時点でわかるのに、


これはちがった。
嗅ぐと、チョコが入ってる。
(はじめ、パッと見、レーズンと勘違いしていた。
チョコの香りを見逃していた。)
というか、たくさんのチョコチップで
覆われていた。
にもかかわらず、強烈なチョコの香りが
しない。

なぜ?
なんだろう?

見た目と嗅いだ感じでカンパーニュ生地であることは
一目瞭然。
小麦のいい香り。

でも、何かが違う。
何かがj香る。

乾燥臭、酸味臭、芳香感・・・
伊予かんピールの香りだ。!!

さいて一口たべる。
ピールがたくさん入っている。
チョコもたくさん入ってる。

おいしい。
ピールとチョコが共存すると、
チョコが弱くなる。
ピールが圧倒的に相対的に少ないはずなのに、
ピールが勝ってる。

本来、チョコが主役で、強烈な香りと香ばしさ、苦味が
勝つはずなのに、
負けてる。
いや控えめになってる。

ピールが勝ってる。
ピールがチョコをマスキングしている。
香りと風味をマスキング。
なんと不思議な取り合わせ。

生地の香ばしさは失われていず、
ピールとチョコに負けず主張しており、
3っつのハーモニーが楽しめた。

たとえると、

キャンディーズが思い浮かぶ。
個性がある3人が集まると、なぜか平凡な
グループに見える。鼻につかない。いい感じ。
あれと同じ。

対して、チョコバゲットなどは、
チョコが完璧にかつ。
バンドのボーカルのようなイメージ。
主張するも全体を引っ張りまとまる感じ。

そんなことを考えさせられる
感動もののすごいパンだった。