いよいよ北側の高原ルートに入る。
アップダウンの繰り返し。
でもなだらかな高原ルート。
天気にも恵まれ快適に快走する。
素朴な風景から、カラフルで賑やかそうな
レストランなどの建物が景色に映りだす。
真っ赤なレストランnadjaを越えたところの、
自転車道脇の自然牧場公園にいたる。
いよいよ蒜山サイクリングのメインスポット、
パン屋さんノースポールさんに到着。
山小屋っぽいエクステリアのつくりに、
とても安らぐ雰囲気。
インテリアもセンスいい、
とてもおしゃれな感じ。
ところが、ほとんど売り切れ。
しかし、ご主人さんに話を聞くと、
次々に少数ずつ奥様が焼き立てを持ちこんで来られると。
イートインテーブルもあるので、
待ちながら、奥様の焼き立てをいただくことにする。
超贅沢。
焼き立てをイートインでいただく。
ご主人さんは、最初、少しとっつきにくそうな感じ
だったが、テーブルで待つ間、お話させていただくと、
とても親切で優しいお人柄。
すると、さっき元勢さんで見かけたテレビ取材クルーが来店。
びっくり。
ご主人、奥様とテレビ取材、撮影の前打ち合わせ、本番。
こっちはイートインテーブルで、何事もないようにパン貪ってる。
テレビクルーさんが、食べてるとこ撮っていいですか?
いいですよ。って
店内をパーンしてこちらにカメラが向く。
しばらくフレームインしていた。
帰りの自転車道の時計廻りでも立ち寄る。
(詳しくは別テーマでアップ予定。)
チーズパンのチーズに
蒜山ラッテバンビーノのナチュラルチーズ使用と書いてある。
ご主人に聞くと、
近くの酪農家さんが独自にチーズをつくってるワークショップが
あるらしい。
自転車道をほんの少し戻って、nadjaの手前の南に入る道を
1Kほど行く。
南への道の入口には、自転車道に看板がある。
見た目はすごく小さな工房。
でもとってもおしゃれな工房。
一目ぼれって感じ。
ご主人はもちろんジャージ牛牧場ももちろん牧草も面倒みられてるので、
不在時が多いらしく、入口ドアに携帯電話の番号が
張り紙されている。
気楽に呼び出してくださいとのことらしい。
(ノースポールご主人談)
ドアから入って、奥にこんにちは!
と、滅菌服らしいいでたちでご主人が出てこられた。
ノースポールのご主人さんから聞きましたって、
すると、奥からどんどんつくりたてのチーズを出してきてくれ、
惜しげもなくざくざく試食させてくれた。
お話聞くと、チーズつくるのが好きだそうな。
しかも、自分で研究して。
ヨーロッパにも自習修行に行ったそうな。
論文見ながら研究して自分で作ってるそうな。
好きなことはなんでもできる。
市販の大量生産チーズはチーズじゃない。
と強調されてた。
私より10くらい上の方。
うらやましい人やなと思った。
お孫さんらしきよちよち歩きのお子さんにも
チーズをあげていた。
うちのチーズは子供でもばくばく食べれる。
それがチーズ。
市販のはチーズじゃない、って。
確かにどれもばくばく食べれるチーズ。
青かびチーズでさえ「おいしい」と素直に感じるチーズ。
一番臭いチーズだという、アンモニア臭のきつい
ウォッシュチーズですら、
カットして食べると旨い!
ばくばく食べれる。
ホームページもおもしろい。
http://ww9.tiki.ne.jp/~scheine-12/index.html
ここでは書き足らんので、別テーマでアップすることに。
ラッテバンビーノを出て、西進。
途中、パン屋さんLOMAさんに立ち寄る。
でもおなかいっぱいで触手動かず。。
中はこんな感じ。
いい感じ。
雑貨も置いてる。
パンとチーズでおなか一杯になったので、
次は自転車のメインイベントに、
蒜山大山スカイラインへ向かう。
自転車道の西端から大山に向けて
5-6K上る。
斜度はそう大したことはない。
蒜山と大山を分ける鬼女台(きめんだい)に到着。
暑い!
鬼女台展望台には大勢がドライブに来ていた。
そこへ、ジャージ姿。
すごい浮いてた。
ここまでローディには会わなかった。
明日くらいから出てくるのだろうか?
とか思いながら。
展望台の景色は絶景絶景!
すがすがしい天気!
一旦風の家に降りて、車で大山エリアに向かう。
先ずはワイン好きなので、
蒜山ワイナリーにも行く。
レーパンジャージがやたら浮く。
でもいいや。
ノンアルコールワインを試飲させてもらう。
なんてことはない、濃厚ぶどうジュース。
水で割って飲むとぶどうジュースになるらしい。
それだけの話。
いよいよこの峠を越えて大山エリアに突入。
鏡ヶ成にて残雪と出くわす。
GWのこれだけの残雪は青森・八甲田と遜色なし。
まるで東北の山に来たみたい。
懐かしい景色にうかれまくる。
あまりの暑さにアーム、レッグカバーをもぎ取る。
まるで春スキー感覚。
時間があったので、近くのサントリー天然水奥大山工場見学に向かう。
飛び込みで見学できるかな?とおもいつつも入る。
案の定、15時が最終見学だが、20分ほど遅れて入る。
それでもサントリーさんはえらい!
利き水とミネラルウォーターの解説を聞くところから
入れてくれた。
途中から合流させていただいたばかりか、
前半をマンツーマンで見学させていただいた。
しかも、真夏ジャージ姿でも受け入れてくれた。
(入口警備員さんもびっくり。
見学参加者20名くらいは、もちろんお出かけのみだしなみ
ばっちり。みんな、私の姿見て目が点。
観光地だからいいよね・・)
雪室も見学で入れてくれた。
何百トンもの雪を貯蔵。
夏に冷房や設備の冷却に使用するらしい。
室温ちょうど0°。湿度60%RH
秋の降雪時期までもつらしい。
夏ジャージには少々外気との気温差に身体がびっくり。
おみやげにサントリー奥大山のボトルと、グラスをいただく。
グラスはGW期間限定だそうな。
見学アテンダントの皆様、入口警備員の方、ほんとうに好印象だった。
ありがとうございました。
奥大山スキー場では残雪と桜の景色が同時に見られた。
すごく楽しい景色。
その先の鍵掛峠では大山が目の前にそびえる。
そこから大山枡水高原スキー場までダウンヒル。
一面の菜の花畑に入る。
蒜山高原ルート、スカイライン、大山に入って、
残雪、桜、菜の花、
いろんな季節を堪能できた
GWに季節の変わり目が的中、すごいエリアに感動した。
実は、ツールド大山2012が5/20に開催されるが、
事情で参加できないため、
今回、マイツールド大山をしにきた。
今回の蒜山大山の旅は、
このマイツールド大山が大目的。
蒜山サイクリングシリーズの後にアップ予定。