2012年5月4日金曜日

蒜山ラッテバンビーノさん

お昼のバラエティ番組ではないけど、
ノースポールさんのご紹介で、
チーズ工房のラッテバンビーノさんにお邪魔する。

自転車道のこの看板が目印。
この看板の道を「中に」1Kくらい入る。


おもったほど大きくない工房。


ご主人は売るよりも作る方が楽しみの様子。

試食チーズを奥からばんばん出してきて、
ばんばん食べさせてくれる。
買う買わないの話していないのに。

塊を切ってくれる。


どんどん出てくる。


どんだけ面白いか、この人の好奇心の表情でわかる。



ご主人はチーズの学術書、論文を読みながら、
チーズを独学で作られてる。


英語はもちろん、ヨーロッパでの言語でも
論文読める。
もちろん自習しに何年か渡欧されたらしい。

化学専攻の私にしてみれば脱帽。

近くにジャージー牛80頭を飼育されている。



私が、スーパーやデパートで売ってるチーズは
塩気や臭いがきつくて、食べれてもそう多くは食べれない、と
話すと、

それはおかしいでしょう。
それはチーズじゃないでしょう。
と。


市販のチーズは、例えば青かびチーズは、
買ってきた一塊を一気に口に入れれない。
しかし、ご主人の作られた青かびチーズは
塊で口に入れても、何ら違和感なくおいしく食べれる。

確かにご主人が作られたウォッシュは、廻りの皮がアンモニア臭
できついにも関わらず、
食べるとばくばく食べれる。

尋ねてきた小さなお孫さんにもおやつ代わりにあげている。

確かにハイジは子供であるにも関わらず、白パンにたっぷりの
チーズを暖炉の熱でとろけさせてのせている。
チーズはそもそもばくばく食べるものなのではないか?

もしかしたら、「チーズ」を生れてはじめて食べた?

そんなことを考えさせてくれたご主人。

だから、無性に好奇心がわく工房。
また、是非訪れたい。