ノースポールさんのご紹介で、
チーズ工房のラッテバンビーノさんにお邪魔する。
自転車道のこの看板が目印。
この看板の道を「中に」1Kくらい入る。
おもったほど大きくない工房。
ご主人は売るよりも作る方が楽しみの様子。
試食チーズを奥からばんばん出してきて、
ばんばん食べさせてくれる。
買う買わないの話していないのに。
塊を切ってくれる。
どんどん出てくる。
どんだけ面白いか、この人の好奇心の表情でわかる。
ご主人はチーズの学術書、論文を読みながら、
チーズを独学で作られてる。
英語はもちろん、ヨーロッパでの言語でも
論文読める。
もちろん自習しに何年か渡欧されたらしい。
化学専攻の私にしてみれば脱帽。
近くにジャージー牛80頭を飼育されている。
私が、スーパーやデパートで売ってるチーズは
塩気や臭いがきつくて、食べれてもそう多くは食べれない、と
話すと、
それはおかしいでしょう。
それはチーズじゃないでしょう。
と。
市販のチーズは、例えば青かびチーズは、
買ってきた一塊を一気に口に入れれない。
しかし、ご主人の作られた青かびチーズは
塊で口に入れても、何ら違和感なくおいしく食べれる。
確かにご主人が作られたウォッシュは、廻りの皮がアンモニア臭
できついにも関わらず、
食べるとばくばく食べれる。
尋ねてきた小さなお孫さんにもおやつ代わりにあげている。
確かにハイジは子供であるにも関わらず、白パンにたっぷりの
チーズを暖炉の熱でとろけさせてのせている。
チーズはそもそもばくばく食べるものなのではないか?
もしかしたら、「チーズ」を生れてはじめて食べた?
そんなことを考えさせてくれたご主人。
だから、無性に好奇心がわく工房。
また、是非訪れたい。