香取から迂回コースを走る。
というか。下界に降りる。
このあたりは大山を見上げるし、
日本海を見下ろす、
絶好の眺め。
途中、さっきの道に迷った二人乗りオートバイカップル
が休憩中。
さぞかし道に迷って疲れてる感じ。
下りながら会釈し合って通り過ぎる。
いよいよ大山寺へのアプローチに入る。
もちろん上り。
最初は気楽な感じで上ってた。
が、いくら上っても上っても、
先が上っている。
しかも結構斜度ある。
しかも斜度はほぼ一定。
最初は標高300Mの標識。
上っても上っても、
先が上ってて、
400M
500M
と標識標高上げていってる。
いつまで上れば大山寺やろか?
と、思いながらももくもく上る。
600M
行けども行けども、
踏めども踏めどもスピード上がらず、
先はひたすら真正面向かって上ってる。
気が狂いそうになったんで、
途中で止まる。
足は生きてる。
気持ちが折れた。
坂上ってて途中で止まるの初めての経験。
精神的に休憩して、
再度スタート。
さらに斜度上がる感じで、
踏んでも踏んでも走らない。
気が遠くなって、側溝に落ちそうになる。
車もアクセルべたふみで上ってる感じ。
車通り多いので、蛇行できない。
700M
800M
の標識もあったと思う。
(記憶にない)
地図見ると4Kで500Mほど上がってる。
ということは、つづら折りではない、
単調な12%の坂を4K上がった?
そりゃしんどいよ。気持ちが。
地元の方に聞くと、
昔はオーバーヒートで動けなくなる車が続出したそうな。
本来のツールド大山のスタート地点にようやくたどりつく。
大山寺のねきのおみやげやさんの隅のアイス売り場で
アイスのイートイン。
身体はあいかわらず塩まみれ。
店先でぐったりしたバイク
近くにあるモンベルに立ち寄る。
たまたまローディ若い衆2名を発見。
インタビューに行く。
どこから来たの?
地元です。
どこから乗ってきたの?
船上山からきた。
いつも来るの?
いつも来てる。
見ると、ひとりはゲゲゲのきたろうジャージ
上下セットを来ている。
かわいいジャージ。
さすがジモティ。
大山1周してきたって話すと、
ツールド大山?
参加しないの?
できないよ!
って。
がんばれ若い衆。
景色のきれいな大山寺横の橋。
アイスといい景色眺めて、
あとは枡水高原まで道なりで元気に進む。
初めて走る者にとって、
最後の大山寺までの上りはたまげた。
この迂回コースが正式コースだったら、
結構足ためて、補給しっかり取って、心に余裕もっとかないと、
気持ちがやられてしまう、
そんなコース。
全体的に走りなれたら
おもしろいコース間違いなし。
景色もコースも。
山なので、自販機、トイレが少ないのはしょうがないね。
湧水があまりないので、今度行くときはダブルボトルに
するのがよさそう。
本番で走られる方々、ご活躍を!
来年は行けたら参加します。
マイ・ツール・ド・大山
いい経験になった。
また来よう。