二人であること、に気づくことをテーマにされている、
(と、思っている)
映画。
3編構成。
一人からいつの間にか二人になってることに気づく。
一人だと思っていても二人だったことに気づく。
一人だけの傲慢だったことに気づく。
カンパーニュを焼くシーン、
それを切り出すシーン。
いれたてのコーヒーの香り。
始まりの数分で、
「えーっ」!と
感嘆してしまう。
涙なくして見れない。
大泉 洋さんの、
原田 知世さんの、
口数少ないが、染み出るやさしさに、
登場人物の、特に2編目の女の子の
健気さに、
感動する。
やさしいメロディに心穏やかにされる。
焼き立てのパンの湯気の香りを想像し、
感動する。
周りの観客のすすり泣く音。
映画を見ながら穏やかな時間が過ぎる。
パンの好きな方々だけでなく、
みなさん、
是非、
ご覧ください。